弁護士の先生へ相談に行きました。どんどんと体調の悪くなる中、もはや自分では何も判断できる状況じゃありませんでしたし、弁護士に相談して、客観的にどういう可能性があるか、教えて欲しかったというのがあります。元夫は、そんなこととは露知らず、表面上はおしどり夫婦のままなのに・・・
離婚を決意するまで
弁護士への相談
こんなこと、親に相談できるはずもありません。
体中が心臓のような、脈打つ感じは治まることなく、私は少しずつ壊れていきます。
もともとも持病だった偏頭痛も止むことなく、ちょうど職場でもキツイ毎日を過ごしていたので、体が先に悲鳴をあげました。
4日出勤しては1日休み、6日出勤しては2日休みという状態です。
めまいと吐き気は治まることなく、別部署のパートさんに「ご懐妊?」と言われることの、なんと辛かったことか…
とうとう耐えられなくなって、親友に話を聞いてもらいました。
彼女がいなければ、私は今生きていないと思います。
彼女からは、懇々と、人生は長いということ、元夫以外にも私には大切な絆がたくさんあるということ、いつか必ず笑える日が来ると、励ましと労わりの言葉とともに、弁護士の先生を紹介してもらいました。
知り合いの知り合いという感じで、直接縁のある弁護士じゃないけれど、先方にしてみれば「仕事」だから、客観的にサポートしてくれると思うよ、と。
結果、この先生に全てを任せることになったのですが、弁護士の先生に依頼して正解でした。
私はますます壊れていき、体調が悪いのはもちろんのこと、精神的にもおかしくなり、まともな言動ができなくなっていきました。
とても元夫との交渉などできる状態ではなくなりましたし、プロですから、幕引きも鮮やかに、最も私に負担が掛からないようにしてくださいました。
ですがこの時点では、自分が弁護士に何かをお願いするなんて、ましてや夫婦間という、至極プライベートなことで…と思っていました。
体調は日を追うごとに悪くなっていきます。
仕事にも穴をあけるようになり、後輩たちには迷惑の掛けどおし。
元夫は、私に不倫がばれたとは露知らず、全く食べ物が喉に通らなくなっている私を、相変わらず呑みに出て来いと誘います。
体重が10kgほども落ちた頃、弁護士の先生に相談だけでもしてみようという気持ちになり、教わった事務所へ電話してみました。
社会的に客観視した場合の自分の立場を知りたかったというのがありました。
簡単に事情をお話すると、「それはさぞお辛いでしょうから、できるだけ早くに一度お会いしましょう。ついてはこの日は如何ですか?」と、近々の日付でお会いすることを快諾して下さいました。
弁護士の先生は、「大変お辛いとは思いますが、あなたの場合は離婚なさった方がいいです。」と、キッパリおっしゃいました。
理由としては、元夫の言動は結婚生活に適したものではないこと、私に仕事があること、子供がいないこと、結婚期間が短くやり直した場合の傷が浅いこと、まだ32歳でいくらでも再婚できることなどを挙げてくださいました。
とはいえ、「離婚なんてそう簡単に決意できるものではありませんから、まずはよく考えて、そしてまずはご主人とよく話し合って下さい。離婚を決意されて、先方との話がこじれるようであれば、またお話にいらして下さい。」と言われ、その日は辞去しました。
この頃、元夫は何も知らず、私が体調を崩しているというだけで、日常生活にはなんら変化はありませんでした。
もしも元夫が、私との離婚を考えているのであれば、あの労わりの言葉は何だったんでしょう?
けれど、労わりの言葉はあっても、食事ができなくなり自宅で臥せっている私に、今から呑みに出て来いと言う無神経さと、それを断った時の機嫌の悪さ。
今までは何も疑問に思わず過ごしていた元夫のおかしな言動がよみがえり、それは気づかないように自分で蓋をしていたのではないかと思うようになりました。
自分の思うとおりにならないと気が済まず、常に自分が第一人者であることを誇示し、一人で過ごすことができないため、眠るその瞬間まで傍らに人がいることを欲する異常な行動。
私は利用されていたことに気づきだしたのもこの頃です。
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