私の離婚体験談

独立した夫婦って?~離婚を決意するまで

元夫の言う「独立した夫婦」。口ぶりからすると、「不倫も含め自由にさせろ、それが離婚しないで済む方法なんだ。」と言ってるように聞こました。まさか、そんなことを許容できるはずがありません。独立した夫婦という言葉は、好き勝手していいという意味でもないし、個人を尊重し干渉し合わないというのも、不倫をしてもいいという意味ではないはずなのに・・・

離婚を決意するまで

独立した夫婦って?

気持ちが離婚に傾き始め、とはいえ決心がつけられたわけではなく、いずれにしても両家に話をする必要があると思い始めた頃に記したものです。

このままでは、元夫に食い潰されると危機感を感じ始めました。

彼は数時間単位で寝たり起きたりをしているようだ。

疲れているのか…

それだけならいいのだけれど、私との生活を遮断したくてそうしているようしか見えない。

今でも彼が好きだ。

こんなことになって思うのは、私が辛く哀しいと思っていることは、彼が他の女性と肉体関係を持ったことじゃないと気がついた。

結局私は彼に戻ってきて欲しいのだ。

戻ってきて、また前のように、楽しく歴史を積み重ねたい。

笑って泣いて怒って…

そうして死ぬまで何かを共有し続けたいのだ。

けれど「彼は私のものじゃない」。

彼が別の道を選んだ時には、私は彼を笑って見送らなくてはならない。

笑って過ごしたい。

最後のその一瞬まで…そう思っていたのに…

彼は結婚と離婚についての話を始めた。

日経ビジネスに出ていたらしいが、「離婚しない夫婦」というテストがあって、それを行ったところによると、自分は70%、離婚しない人に分類されると言う。

それだけ聞けば暖かい話なのだが、彼はこう言った。

「干渉せず、お互いが独立している夫婦がもっとも離婚しにくいらしいよ」って…

それってどういう意味?

俺の女関係を詮索するなってこと?

俺は自由にやって行くし、そうさせることが離婚しないですむ方法なんだってこと?

これからもずっと俺はそうして生きていくんだぞ、という発言に聞こえて私は頭がクラクラした。

あんまりな話だった。

アメリカの離婚率の高さとそれに対する彼の考察。

それによると、個人として独立しているから成り立つ世界であって、日本ではまだまだそこまで個人の独立は成し得ない社会だねと言う。

じゃあ、個人の独立とは彼にとってどういう意味なんだろう?

勝手にやるというようにしか聞こえなかった…

今度あなたに転勤という話が出たら、私は必ず付いていく。

もうあんな寂しい思いや辛い思いをするのは嫌だと訴えたところ、単身赴任は日本にしかないことだけれど、いい面もたくさんある。

それはその期間、朝から晩まで仕事一筋に打ち込めるということだと彼は言う。

本当にそう考えるのであれば、何故結婚なんてしたんだろう?

社会的に信用を得るため?

それに私は利用されただけ?

もう嫌だ嫌だ嫌だ。

笑うことなんてできない!

これはとてもよく思えています。

俺も離婚なんてしたくないよという類のことを言い出したので、ホッとしたのも束の間、自分は結婚に適している男だと言い出し、家庭も仕事も充実していると言い出したのです。

個人の独立だの、他人に干渉しないだの、果てはアメリカの離婚率は高いけれど、彼らのほとんどは離婚後も友人として成立していると言い出し、それが大人ってものじゃないかと、とてもトンチンカンなことを話し出したのです。

今ならばハッキリと言えるのですが、彼は私の収入と、どうしても一緒にいる誰かが見つからなかった時の、最後の押さえとして「妻」いう存在が必要だったんです。

結局最後まで、謝罪の言葉は一言もなく、逆に離婚という言葉もありませんでした。

その点では私は愛人に同情していました。

おそらく彼女の方には、「妻とは離婚の話を進めている。」と言っていたことでしょう。

けれどこちらの側では、離婚という話は最終局面まで出なかったのです。

元夫は、もっとも自分が快適に過ごせるように、各所に人を配置し、自由に動かせるお金をもって、自分の快楽のためだけに動いていたのです。


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