どこまで許せる?
元夫の異常な趣味
当時、元夫は外資系のパソコンメーカーに勤務していました。
自宅でも仕事をする必要があるということで、部屋のひとつは彼の仕事部屋になっており、そこだけは私も掃除すらしなかったのです。
そういう取り決めもしていました。
曰く、触られると何がどこにあるのは分からなくなってしまうので、この部屋の掃除は自分でするからいいよと。
元夫には頻繁に荷物が届きました。
彼に「何の荷物なの?」と聞くと、大抵、○×社から検証とってくれって言われてる部品だよとのこと。
ところが送り主の住所が地方なんですよね。
とはいえ、パソコン周辺機器メーカーって、サポートは地方にあることもありますから、私も深く疑問に思うことはありませんでした。
もちろん、それまでの私は、元夫宛ての郵便物を開封することなど一切していませんでした。
携帯を見ることも、もちろんしていなかったのです。
不倫が発覚し、無我夢中で彼の荷物を漁った時。
つい最近届いた地方からのダンボールが開封されていたので、中をのぞいて見ました。
中から出てきたのは、女子高生の制服です!
パソコンの電源を入れ、送り主の社名を検索すると、そこは関西地区を中心に使用済みの女子高生の制服を販売しているネットショップ!
びっくりして彼の部屋の書棚に入っている箱を開けると、女子高生の制服やら、おそらくは体操部のユニフォームらしきレオタードやら、 果ては裏ビデオの山!
私が確認できたのは、20着以上の制服と、300本以上の裏ビデオでした。
当時、二人で始められたらいいねと、元夫が一足先に、ライフルのライセンスを取り始めていました。
もちろんライセンスが無ければ、ライフルを入手することはできないのですが、安く買えるツテがあるので、先に買っておきたいと言って購入したガンロッカーの中も、制服とビデオの山でした。
懸命に冷静になって考えるのですが、実はこれらを不倫で使用した形跡は無いのです。
最後のそして当時の愛人は大阪在住でしたので、出張と称して外泊する時の元夫の荷物には神経質になっていました。
いつも荷造りをするのは私。
朝、中身を最終点検して元夫に手渡すので、自分でそのバックに制服などを入れる余地はありません。
帰ってきた時も、玄関先でバックを私に手渡すので、中身に異常がないかどうかも確認できます。
じゃあ、前もってどこかのコインロッカーにでも入れておくのだろうか?とも考えたのですが、元夫の出勤時の荷物に制服などが入る余地も無く…
つまりこれらの制服は、愛人に着せて楽しむものではないということ。
自分で着るのか(入らないと思うけれど)、眺めて楽しむのか、いずれにしても「変態」という言葉が頭を過ぎります。
趣味と言ってしまえばそれまでですが、もし趣味の域を超えて犯罪を犯してしまったら?
他人様に迷惑をかけてしまうなんて論外だし、その時身内として世間の矢面に晒されてしまうこと、ましてやそれは私だけに留まらず、私の家族にも及んでしまうことを考えると、身の毛がよだつというのは本当で、体中の体毛という体毛が、全部総毛立ちました。
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