夫婦合わせて年収で1,400万円。でも貯金はほとんどできませんでした。自分の欲しいものだけは何でも手に入れる金遣いの荒さ。私の収入も自分のお金と、湯水のようにお金を遣います。挙句、消費者金融からもお金を借りる始末・・・ 将来に不安を持つのは私だけではないと思います。
どこまで許せる?
金遣いの荒さ
私たちには子供がいませんでしたので、生活をするだけであれば非常に裕福な結婚生活でした。
最初の半年ほどは、結婚を済ませた後の様々なことでお金も入り用でしたから、さほどに貯金はしていませんでした。
そろそろ貯金を始めたいなと思い始めた、入籍半年後、車を買うことになったのです。
私たちが乗っていた車は、元夫が両親から譲り受けた車で、確かに古かったので壊れてしまっても仕方ありませんでしたし、その点では買い時でした。
なので、新車を購入。
二人して働いているのですから、長くローンを組んで金利を多く支払うのは勿体ないですから、1年で完済できるように、ローンを組みました。
ここまでは、私も疑問に思うことなく過ごしていました。
話は変わりますが、元夫は無類の酒好きで、とにかく毎晩お酒を飲みます。
また、仕事が済んだらすぐに呑めないと嫌らしく、私の方が仕事が早く終わり、彼の帰宅時に夕食の支度が間に合うのであればいいのですが、そうでないと、「店に来るように」言われます。
行きつけの呑み屋さんだったり焼肉屋さんだったり、改札で待ち合わせをしてそのまま店に行くことも多く、とにかく「お酒」なんです。
これが、ものすごい食費になっていました。
週に、3回~4回は外食です。
しかも酒代がかさみますので、1回に10,000円かかるとして、月に120,000~150,000円が外食費に消える計算です。
普通の家庭じゃありえないですよね?
それでも元夫は、帰るコールの時に私の状況を聞き、家に帰ってすぐご飯でなさそうな場合は、待ち合わせ場所を指定して来ます。
ちょうどその頃、私も仕事が忙しかった時期なので、落ち着くまでは仕方ないなとも思っていました。
車に話が戻ります。
そんな食生活の中、ローンがありますので貯金なんてほぼ出来ません。
車のローンが完済し、ほっとしたところで、マフラーを交換したいと言い出しました。
私が如何に、今は貯金が大事だということを説明しても聞き入れてはくれません。
頑張って仕事しているんだし、欲しくて買った車なんだから、チューンアップくらい少しはさせてくれと、自分が如何に仕事ができる男かを誇示し、だからこれは自分へのご褒美だと主張するばかりです。
認めざるを得ませんでした。
また、彼の妹がパソコンを始めたいと言い出した時も、パソコン本体は、多分親が買ったのですが、モデムやらプリンタやら次々と周辺機器を買い揃えてプレゼントしてしまいます。
妹ですからいろいろしてあげたい気持ちは分かりますし、構わないのですが、一方で、そろそろ近づいている私の親の還暦の話は一切出ません。
それとなく話を出しても「ちゃんと考えてるよ!」と言うばかり。
私は自分の実家に帰りたかったのですが、自分の実家にだけ行くわけには行きませんから、両家へは必ず交互に行こう、もし連続してしまことがあっても私の実家を連続させることはすまいと思っていたのですが、そもそも旦那は実家に行きたがりません。
なのでこのプランもほとんど実行できることもないまま、何かをプレゼントすることもできず、会うこともできず、金銭的な面だけでなく寂しく辛い思いをしていました。
車の件が終わったと思ったところで、元夫に転勤が命じられ8ヶ月の単身赴任生活に突入。
費用は会社が出すとはいえ、二重家計になるため、やはり貯金どころではありません。
やっと単身赴任を終え、帰ってきたと思った半年後に転職をしてしまいます。
転職そのものはいいのですが、その転職に合わせて引越しをしたいと言い出しました。
しかも、距離にしてたった5kmの引越しです。
私はそれまで、1時間20分程度の通勤時間でした。
元夫は30分程度。
転職後でも、45分もあれば通える会社だというのに、引越しは必須だと言います。
いくら協力的とは言え、家事の主軸を担っている私が、1時間20分の通勤をしているというのに、彼はたった15分が時間の無駄だと言い張ります。
浮いた時間で家事を手伝ってくれるならまだしも、おそらくは呑む時間が増えるだけだというのは見えていますから、必死に説得しましたが、自己愛性人格障害者の彼には通じません。
やっと貯まった100万円が全て引越しで水の泡になりました。
それでも我が家には使途不明金が多く、それは元夫の財布から駄々漏れ状態でした。
大量の女子高生の制服に裏ビデオ、東京に住んでいる元夫が大阪在住の愛人と不倫…
往復の費用、宿泊費、プレゼントをしていたかどうかは分かりませんが、とにかくお金のかかる不倫だったでしょう。
遠距離不倫が出来たのは、私が働いていたからだと思います。
仕事で必要だからと、NTTから専用線を引き、月間の通信費は6万円を上回っていましたし、某ソフトウェアメーカーの年間サポート料として30万円も家計から出したり。
仕事で必要なら、会社で支給してもらえないの?と聞きますが、交渉中と言うばかりでした。
果たしてどこまでが本当だったのでしょうか?
これは私が悪いのですが、お小遣い制にせず、同じ銀行口座のカードを二人して持ち、必要な分だけそれぞれが下ろせるようにしてしまったからだと反省しています。
当時の私には、頑張っている、出世したなどと誇示する元夫に対して、規制を掛けることができませんでした。
お金は湯水のように無くなっていきました。
ですが、それでも足りなかったのでしょう。
ある日元夫の財布から、某消費者金融の支払い明細が出てきました。
どうも50万円も借りている様子…
これはただ事ではありません。
某消費者金融から50万円も借りていることを、私が知らないと思っていたからでしょう。
最後は、車のホイールを変えると言っていました。
総額で65万円です。
その後、離婚調停に入り、実際多額の慰謝料を払うことになった元夫ですが、ディーラーさんは私の方と親しかったため ホイールは結局購入したと聞きました。
おそらくは、息子大好きな母親が全て何とかしたのではないでしょうか…
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