正式に離婚できるまで
弁護士へ依頼
両親と相談して、弁護士に依頼することにしました。
理由は、私が心身ともに衰弱しきっていて、とても交渉などできる状態ではない上、二度と元夫の顔など見たくもなかったからです。
本人はもちろんのこと、親からも謝罪ひとつ無かったことから、真っ当な協議などできるはずもないという両親の意見もありました。
とにかく、事務レベルにしてしまい、淡々と済ませてしまいたかったのです。
再生の日、私は父と一緒に、先日相談に行った弁護士の先生を訪ね、正式に依頼を出しました。
その後の経緯をお話し、現状をお伝えして、正式に依頼する旨をお願いして、「事件委任契約書」と「訴訟委任状」を取り交わします。
弁護士の先生は、こうおっしゃいました。
「まだお若いんだから、こんな男のために人生を棒にするのはあまりにも勿体無いですよ。決心がついて良かったです。今日、こちらに正式に依頼されたことで、夫婦生活が破綻していることは僕が立証できます。ですから、明日と言わず今日の夜からでも、他の男性を探してください。離婚が正式に成立する前に、今のあなたに恋人ができても、それは不貞行為じゃありませんから。苦労されたのですから、いいご縁がきっとありますよ。」
と。
もちろん、そんな気持ちになれるわけではありませんが、そのくらい前向きに生きなさいという言葉として、とても印象に残りました。
帰り、父とふたりで食事をしました。
二人きりで外食をしたのは初めてです。
短いとはいえ、辛かった結婚生活の苦労を労ってもらいましたが、私が両親にかけた心労を思うと、労うのは私の方であって、それを思うととても情けなくなりました。
家に帰ると、私宛に元夫から配達証明付きで郵便物が届いておりました。
予想はしていましたが、元夫の側だけ署名捺印した離婚届です。
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