頑なに話し合いを拒否し、書面での協議を要望する元夫に、要望通り財産分与の方法と慰謝料の金額を提示しました。夫からの回答は全く話しにならず、慰謝料の金額もさることながら、3年半に渡って分割で支払うというもの。一刻も早く離婚をし、元夫の名前すら見たくない私にしてみれば、慰謝料の分割払いなど、苦痛以外の何者でもありません。
正式に離婚できるまで
慰謝料金額の提示
元夫が頑なに話し合いを拒むので、まずは要望通り、書面で通知してみました。
財産分与の方法と慰謝料の金額の提示です。
慰謝料は1,800万円を請求しました。
この金額は、結婚生活が4年に満たなかった人としては、平均を大幅に上回る金額だと思います。
でも、無残に結婚生活を裏切られた人は皆さん思うことでしょうが、お金なんて幾らもらっても、受けた傷と、汚れた戸籍と、過ぎた時間は元に戻ることはありません。
請求される側は、金額にこだわると思いますが、請求する側は金額じゃないんです。
受けた仕打ちに比べれば、あまりにもささやかすぎる報復にすぎません。
慰謝料の請求額を1,800万にしたのには理由があります。
実を伴わなかった結婚生活だった上、私の収入は全て元夫に使われてしまっていました。
元夫も年齢の割には収入の多い人でした(年収にして800万ありました)ので、結婚生活だけであれば彼の収入だけでも可能だったのです。
ですから、単純に私の年収の3年分を請求しました。
合意の目処が立たなければ、離婚調停の申し立てをする旨を添えて…
元夫からの回答は、全くお話にならないものでした。

この後に及んでも「妻○○氏」と、私の名前の前に「妻」を使うことに腹を立てつつ、提示してきた金額もさることながら、40ヶ月の分割払いというのに、彼の誠意の無さを感じざるを得ませんでした。
嫌な思いは散々しました。
元夫の顔を見たくないし、声を聞くのも嫌なら、名前を見るのも嫌なのに、3年半も、私は元夫に引きずられながら生きなくてはならないのか…
弁護士の先生も呆れて果ててしまい、長引くのが嫌だったので、調停にはしたくなかったのですが、調停の申し立てをすることにしました。
年はすでに明けてしまっていました。
年末に引越しをしつつ、実家で静養し、まだまだ体調は優れませんでしたが、離婚を決意したことで少しずつ快方に向かっているのは確かでしたので、仕事も始めていました。
調停が始まれば、その度に仕事を休むことになります(調停は平日に行われますので)。
離婚だけでも職場に公表するのは恥ずかしいというのに、調停しなければ収まらないほどこじれた離婚問題を抱えてしまうなど、恥ずかしくて仕方ありません。
でも、私が有責任者ではないのだという思いと、こんな男を選んでしまった自分が悪いのだと、開き直るしかありませんでした。
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