私の離婚体験談

離婚決心直後~私を励ましてくれた言葉

不倫発覚から離婚の成立までの間、さまざまな人から、いろいろな言葉を頂きました。その中でも、離婚を決心した直後にかけていただいた言葉で、私を大きく動かしてくれた言葉を紹介したいと思います。

私を励ましてくれた言葉

離婚決心直後

さまざまな人から、いろいろな言葉を頂きました。

皆さまの励ましがあって乗り切れたことと、とても感謝しています。

そんな中でも私の心を大きく動かした言葉を、ここでふたつほど紹介しておきたいと思います。

離婚を決めたものの、実家で静養しつつ、家族の協力を得て新生活の準備をしていた頃のことです。

今回の件を最初から相談していた親友が病床の私へ電話をしてきてくれました。

彼女の両親も、彼女が成人した後とはいえ離婚しており、原因は父親の女遊びが激しかったからだと聞いています。

彼女のお母さんはとても豪気な方で、数々の武勇伝があり、彼女のお母さんの話は何時聞いても面白いのです。

その時も彼女のお母さんの話になりました。

最近知り合った方から求婚されているのだけれど、どう思う?と娘である彼女に相談してきたそうです。

そんなことは自分で決めなさい!(笑)と言いつつ、どういう人柄の方なのか質問していると、とても思いやりのある人の痛みの判る方で、しかもちょっとした資産家らしいとのこと。

まだ若いとは言え、そろそろお母さんの老後の心配をしている彼女としては、「そんなに良い方なら、再婚したらいいんじゃないの?」とお母さんに言うと、お母さんはこう言ったそうです。

「だってね、顔が好みじゃないの。」と(爆笑)。

彼女のお母さんは、とても面食いとのことですが、「だってさ、もしかしたらこれから先に、 人柄も良くて顔も良い男性が現れるかもしれないじゃない? そう思うとなんだか焦っちゃ駄目って気がして・・・」

と言ったそうです。

お母さんは、当時50歳前半。

そんな年代の方にこんなことを言われた日には、まだまだ30歳前半の小娘が、ピーピー泣いているわけにはいかない!と思いました。

このお母さんには、親友の結婚式の時お会いして、お母さんの言葉に励まされましたと、お礼を言ったのですが、数々の珍発言を持つお母さんは、どの台詞のことなのかお判りいただけていたか…今でも心配です(笑)。

もう一つは、身内の話で恐縮ですが、私の父の言葉です。

私の父はとても厳しい人で、私は褒められるということなく育ちました。

テストで100点を取っても「お父さんはお前が勉強している姿を見たことがない。頑張って取った50点は褒めるに値するが、努力もせずに取った100点にどんな意味があるんだ!」と、逆に怒られてしまうくらいです。

高校も大学も、合格の時すら「そうか。」の一言で済ませてしまうような父でした。

別れて暮らす新居を決め、家族総出で引越しを済ませた時のことです。

ここで独りで生活を始めるのかと思うと、知らず知らず涙がこぼれて来ました。

父はそんな私を抱きしめて、こう言いました。

「いいか、お前は世界一の娘だ。なんと言っても父さんが誠心誠意育てた自慢の娘だ、だから世界一の娘なんだ。お前は何も間違ったことなどしていないんだから、自信を持って生きて行け。忘れるな!」

と。

褒めることを、ただの一度もしなかった父からの言葉。

こんな有難い言葉はありませんでした。

他にも、たくさんの励ましや労わり、時にはお叱りの言葉も頂戴しました。

どれも私の心に深く刻み込まれ、その暖かい言葉で生かされて頂いたなあと感謝しております。


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